指圧とは明治末期から大正におこり、昭和初期から普及し始めました。
古方按摩などから発し、カイロプラクティック、オステオパシーなどの理論と手技を吸収したものです。
更に増永静人先生が指圧と漢方の理論を体系化したのが経絡指圧です。
経絡指圧は「診断即療法」。六臓六腑十二の経絡を押圧操作や運動操作により虚実をみながら(診断)同時に補寫(治療)します。
湯液(漢方薬)や鍼灸の「証」を見立てるための診断法「漢方四診」望聞問切の最後の極め手「切診」がそのまま治療手段です。
すなわち診断技術が療法であり、療法が原因を突き止める診断でもあります。
慢性の肩こりや腰痛、これらの、一般的によく言われる原因を調べてみます。すると、「骨格の変位が原因である」とか「筋肉、筋膜、の緊張が原因である」とよく言われている様です。
つまり、骨格が変位して、また筋肉の緊張が骨格を変位させ、更に変位した骨格が直接的、間接的に筋緊張を招き骨格を変位させ、ついには全身に波及すると言うのです。
これは一面の真実であり、筋肉骨格を目標にした施術で楽になります。
しかし原因は多面的に見なければなりません。なぜそうなったか?を。
それを見るために「診断即療法」の経絡指圧が重要になります。
「何々筋が固く縮んでいますよ」「骨盤、背骨が歪んでいますよ」などとよく言われる事ですが、問題はその奥に潜んでいるのです。
「歪みが癖になっているから戻りますよ・・」と、何度も施術しても良くなりません。
それは、内臓やその他器官の反応が、筋肉骨格や神経の働きを邪魔し、肩こり腰痛等の症状となって現れているからです。
経絡指圧は内臓(六蔵六腑)を目標にする施術です。筋肉骨格神経(経絡)を刺激していてもその先の内臓を診断治療しています。
内臓機能を高める治療と同時にに負担をかける真の原因を探るが重要です。
真の原因は生活習慣の中にあります。
つまりは癖になっているのは生活習慣です。生活の習慣の中に真の原因が潜んでいるのです。
当院の健康哲学に沿って生活改善することで、肩こり腰痛の、更に先にある将来の病気を予防できます。
よく体の不調の原因を一つに決めつけがちですが、そうではありません。
では健康は何によって保たれているか?
1、皮膚、粘膜
生体と外界が接し物質のやり取りを行う場所、皮膚はもとより胃腸、更には肺腎臓粘膜などもこれと言えます。
2、食物、栄養
「食は命なり」食物栄養は生命の基です。
3、四肢、運動
四肢とそれに続く筋肉とその運動であり姿勢にも直接影響します
4、精神
正に「病は気から」です。心の平和が重要です。
病気の原因を分類すると殆どが、皮膚粘膜の障害と、間違った栄養食物と、四肢の故障と、精神の過労、重圧からからくるものであります。
これらは影響し合い、それぞれを正すことで健康に導き更に維持できます。
指圧は特に四肢、運動、皮膚、精神に働きかけます。皮膚、粘膜、食物、栄養については生活の中で行うよう提案アドバイスいたします。
文明が発達し、自然生活から離れた動物である人は「病の器」となってしまいました。文明生活の中に本来の人の自然生活、環境を取り入れることで多くの病から遠ざかる事が出来ます。
本当によくなりたい人、本当によくなると信じられる人は必ずよくなります。
細谷佳範
1996年 国家資格あんまマッサージ指圧師 鍼師 灸師 取得
基本治療
経絡指圧整体50分+その他療法 4000円
保険治療
保険治療には医師の同意書が必要です。
ご希望の際はご相談ください。
営業時間 9:00~18:00
(時間外の施術も可能であれば行います。ご相談ください。)
定休日 火曜日
郵便番号720-2123
広島県福山市神辺町川北1041-4
電話 084-963-7588
中国整体治療院
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